2019年3月31日日曜日

ジャブロー降下作戦

ジオンにとってジャブロー降下作戦とは何だったのだろうか。地球では敗色濃厚になり、オデッサでの敗戦後は既に宇宙への撤退も始まっている。戦争の舞台は地球から宇宙に映る流れで有った。そのような中でジオンは宇宙に撤退する前に、地球上の戦力を結集させてジャブローを叩き、ジャブローから宇宙に打ち上げられる戦力に少しでも大きなダメージを与える事を考えたはずだ。それがジャブロー降下作戦の目的で、それゆえにジオンの戦力は公式設定のものより多かったと考えられる。有名な「モビルスーツ28機が降下した」という台詞は、早い段階のものであり、最終的には60機くらいが降下した事にしたい。その方が後付けのサイドストーリーも作りやすいし。

サイド6

サイド6は中立で、大戦初期もジオンの攻撃から免れている。これは、連邦ジオンの双方に根を張る巨大財閥群の本拠地がサイド6にあるからだと言う事にしたい。

デギンザビの体制はこうした財閥群とも深く結びつく、連邦と持ちつ持たれつの関係だったのだが、ギレンザビ体制になってからは、その関係は悪化して行った。故に大戦末期になるとサイド6は連邦寄りの姿勢を明確にして行き、それが戦局にも影響を与えたのだ。

なお、この財閥群はかなり早い段階から宇宙に進出した人類の進化(つまりニュータイプ)に気がついており、それゆえ自分達も宇宙に本拠地を置いている。彼等の目的の一つは増えすぎた人口を削減して、限り有る資源の浪費を防ぐ事と、自らの支配を容易にする事であった。それゆえ、大きな戦争には彼等の陰がつきまとう。戦争を通じて儲けるだけの底の浅い連中では無い。後のシャアの反乱でも彼等の関与が確認されていると言う。サイド6とはつまり一年戦争の黒幕の牙城であり、それ故に中立を保てたのだ。

大戦初期

ジオンは開戦と同時に近隣のコロニー群(サイド)に駐留する連邦軍に総攻撃を行い、これを撤退させた。その際、一部のコロニーが損傷し、かなりの被害者が出たが、これによりジオンは周辺宙域の安全性を確保した。このように、コロニー周辺での戦闘はコロニー住民に多大な被害を与える。そのため、連邦軍は敗走したサイドに再び侵攻する事に対して正当性を持てなくなり、結果的にサイド3の近隣サイド宙域は僅かな兵力によって終戦までジオンに管理される事になった。



降りられるのかよー

ジャブロー降下の名シーン。「お、降りられるのかよー」顔と声がマッチしている。こういうのは古い音源をそのまま使って行くと良いと思う。

統合整備計画

戦争中にそんな事をやるだろうか。既存のラインの効率化とコスト削減を進めた方が合理的だろう。なので、ザクFZ等は、大戦末期に新規参入して来たメーカーの製品だと言う事にしたい。そのためデザインに共通性が有るのだと。ちなみにそのメーカーは世界的に有名な大企業が絡んでおり、連邦政府による対ジオン制裁の中、秘密裏に技術協力した事が後々に大きな問題となった。そのためザクFZは高性能だったのだ等という設定が考えられる。

連邦軍の制服

既にそういう設定は有るかもしれないけど、この赤と青の制服は連邦軍の士官学校のもので、正式な軍人になるとベージュ色になる。ホワイトベースに備蓄されていた物が支給されたのだろうが、ジャブローで軍に編入された際にベージュのを渡されたけど、出航後に彼等が勝手に学生用の物を着続けたという描写があると面白い。

ズムシティ

ズムシティのデザインはやはりちょっと酷い。昔ながらの悪玉VS善玉の思想が強く出ている。写真のような近代的なデザインに一新したほうが良い。

グフカスタムとザクF2の関係

ランバラルの素グフは無かった事にして、グフカスタムが素グフ(ラルの乗機)という事にしたい。そして、その開発で得られたノウハウを流用してリファインされたのがザクF2型という事にしたら良いと思う。

2019年3月18日月曜日

モビルスーツのバリエーション


 モビルスーツのバリエーションについて何々を改良したとかやたら解説を加えたがるのがガンダム世界だが、作られた工場やメーカーの違い(ライセンス生産など)も大きなファクターとして考慮されても良い。上記2体のジムなら、それで説明がつくレベルの違いだと思う。この場合、型式番号は同じで末尾に製造地を表す記号がつくはずだ。