2019年4月22日月曜日

地球上でのモビルスーツ

 地球上でのMSの運用は「制空権が確保された条件下では絶大な効果が有る」というものであった。流石のMSでも高速戦闘機による一撃離脱の攻撃や頭上からの攻撃には脆弱な面が有ったからだ。またMSは人型ゆえに頭上への攻撃は不得手であった。そのため大戦初期の連邦軍の戦闘機パイロット達は「頭上を取れ」というのを合い言葉にMSを攻撃していた。



 当然、ジオン軍はこうしたMSの特性をいち早く認識しており、MSを頭上から支援する戦闘機の開発に取り組んでいた。その結果がドップであり、この機体はホバリングによる空中停止が可能であり、MSの展開するフィールド上に陣形を張り、敵戦闘機の侵入を防いでいた。一方スペースコロニー内では高速戦闘機が活躍するには狭すぎ、火器の使用にも危険が大きかったため、ヘリコプター等に頼らざるをえず、こうした低速航空機はMSにとって格好のカモであった。そのためコロニー内においてMSは航空機戦力による補助を必要としなかったのだ。



 なおMSの地上での主な役割は敵の戦車や砲台の破壊、拠点や基地の破壊などであった。その後の制圧には歩兵やそれを運搬する車両が必要とされた事は言うまでも無い。



 このようにMSは地球上では他の兵器と複合的に使用されていたため、宇宙ほど多くの機体が活躍したわけでは無い。ザクタイプでも地球上で使用されたのは1000機未満だと言う。

2019年4月21日日曜日

オープン型と密閉型

 原作ではサイド3は密閉型コロニーという事になっていたが、新訳ガンダムでは居住用コロニーはサイド3でもオープン型という事にしたい。そもそも宇宙世紀のコロニー都市計画法で健康上の理由から密閉型コロニーに住居を作る事は禁じられているのだ。密閉型コロニー内は工業や農業などの目的に使われており、居住用コロニーから労働者が通勤すると言うシステムになっていた。もちろん密閉型コロニーにもそうした工場などを宿直で管理する人員は存在し、こうした宿直勤務は高給である事が通例であった。



 では何故サイド3=密閉型コロニーのイメージが出来たのか。その理由は開戦前の宇宙世紀70年代にジオン公国が他のサイドから不要になった密閉型コロニーを多数購入していたからだった。この事は連邦議会でも話題となっていたが、ジオン公国を軍事大国に育てたい黒幕の意向によって揉み消されて来たのだった。もちろん、モビルスーツの多くがこうした密閉型コロニーの内部で生産された事は言うまでも無い。