2019年5月4日土曜日

ゴッグのカラー

 前述したように新訳ガンダムでは旧ゴッグを無かった事にしてハイゴッグを普通のゴッグという扱いにしたいわけだが、今回はそのゴッグのカラーについて考察する。

 ジャブロー攻略戦に参加したゴッグは茶色かった。これはむしろ特殊な塗装で、ジャブロー周辺のアマゾン側などに茶色の川が多かった事からこの塗装になったのだ。カラカス基地配備のゴッグに特有のカラーである。



 一方ベルファウスト基地でホワイトベース隊を襲ったゴッグや、サイクロプス隊が北極基地でガンダムNT-1奪取作戦に使用したゴッグはブルーに塗装されており、こちらが本来のゴッグのカラーである。



 ではズゴックはどうだったのだ。青いでは無いかとなるかもしれないが、ズゴックは新型だったため、カラカス基地に配属されたタイミングが遅く、塗装が間に合わなかったのと、元々グレーがかった色だったので目立ちにくく問題視されなかったのだ。



 同様にアッガイもズゴックと同時期に配備された機体であったが、こちらはそもそもがジャブロー攻撃を念頭において開発された機体であったため、最初から茶色かったと言うわけだ。つまりゴッグやズゴックが海を念頭に置いているのにたいし、アッガイは熱帯雨林の河などを念頭に置いていたと言う事だ。カラカス基地にアッガイが10機ほど配備されたタイミングを持ってしてジャブロー攻撃にGoサインが出たと言っても過言では無い。



 こうした状況の中で、さすがにシャアも目立つ色に機体を塗装するわけにはいかず、普段より相当ひかえめな赤にズゴックを塗装したと言う。そのためアムロも一瞬「赤い色のモビルスーツ?シャアじゃ無いのか?間違い無い、シャアだ!」と確認に手間取っている。





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