1stのシャアは基本的に自信に満ちあふれているシャアだ。目的に向かって邁進しており迷いが無い。若気の至り的な勢いも感じさせる。
グリプス戦役でのシャアつまりクワトロは迷いを感じている。さらに今まで目的のためには手段を選ばずに突っ走って来た男が、分別とバランス感覚の有る人格者という慣れない役割を演じようとしてかなりヘマをやってつまずいている。そういう不細工さを感じさせる時期だ。
そして最後、逆襲のシャアではそうした迷いを振り切って、再び1st時代の自信と勢いを取り戻そうとしている姿が有る。ただしこの時は復讐劇では無く自分の理念で行動しているという違いが有る。それでもやはりどこか無理が有り格好悪さを隠しきれない。やはりシャアの全盛期は1st時代であると言う事を感じさせる。
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