下士官「しかし地球にさえジオニズムの支持派が数を増やしつつあります。」
レビル「心配には及ばんよ。」
下士官「と、申しますと?」
レビル「ジオンは超えてはいけない一線を超えた。コロニーが落ちた地では未だに多くの人々が苦しんでいるし、それは大戦初期に生まれたスペースコロニーの難民も同じだ。これでは短期的な戦いには勝てるかもしれんが、長期的には人民を統治する事は出来ん。例え思想的に正しくともな。歴史を学べば解る事だ。」
下士官「それでは将軍はジオニズムの思想は正しいと。。」
レビル「そうは言っておらん。しかし支持するものはこれからも確実に出てくるだろう。この戦争、ジオンは破れてその思想は残る。それが奴らの運命だ。我々はその手助けをしてやるのだと考えれば良い。」
下士官「将軍は戦後の世界も見通しておられる。。敬服いたします。」
レビル「うむ。」
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