ジャブローでホワイトベースの横でチラっと映るペガサス級の船。設定通りペガサス級はジオン独立戦争中にも何機か就役している。逆に言うとホワイトベースはV作戦の本丸では無く一種の囮であったと言っても良い。この事はガンダム開発主任のテム•レイですら知らされていなかった機密事項であった。ホワイトベースの運用が民間人上がりの兵士達にゆだねられたのはそうした理由も有ったのだ。
ルウムでの惨敗を経験した連邦軍は数が少なくてもモビルスーツの能力と運用法を向上させれば勝てると言う事に気がつき、艦内にMS用カタパルトや恵まれた整備修理施設を備えた軍艦の開発に着手する。それがペガサス級だった。
ペガサス級の最重要艦は目立たないグレーに塗装されていた。モビルスーツはガンダムの純然たる量産機と言えるペイルライダーを搭載し、単艦あるいは2隻程度のサラミスの護衛のみという小規模部隊で行動した。大戦末期のソロモン攻略後にはグラナダ近郊のジオン軍事工廠を攻撃する作戦に参加しており、グラナダのキシリア艦隊と交戦している。ジオン国民はグラナダにまで連邦軍が侵攻して来た事を知り、敗戦を予感したと言う。
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